新そばと、標高2000m雲上の野天風呂「高峰温泉」と、りんご風呂「中棚荘」(全#5)
#4~ ~りんご風呂「中棚荘」 / 島崎藤村の宿~
2日目 13時過ぎ
高峰を後にして、下山。小諸の市内へ移動。
途中、小諸駅前のそば屋を覗いてみるものの、混んでいるため、
そしてここら辺でどっと疲れがでてきたので、そのまま次の宿へ。
■「りんご風呂」信州・小諸「中棚荘」島崎藤村の宿
ここは島崎藤村が執筆に使用したと言われる由緒ある宿。
入口からとても文学的な(!?)装い。紅葉が綺麗。
小諸駅から歩いても20分くらいで着けるようです。
中棚荘はココ↓<Google Map>
今回、島崎藤村が寝泊まりしたと言われる部屋「霜月」を予約。
■りんご風呂
中棚荘は冬はりんごのお風呂で藤崎藤村の「初恋」がモチーフになった、りんご風呂。
まさに“映え”のお風呂。
風呂場に入ると、脱衣所は畳の上に籠があるだけ、洗面所が横にあり、
お風呂場が筒抜けだが、全体的に木のぬくもりが感じられる温かい作り。
冬でも脱衣所が温かい!
内湯と外湯があり、内湯にりんごが20個くらい浮いてる。
うっすらリンゴの香りがします。なんか楽しい感じ。笑。
外湯は近くを流れる千曲川が望める。のどか。
ぬるめなのでずーっと浸かっていられる。
泉質はアルカリ性単純温泉。さっぱり。
お風呂場まではかなりの石段を上らないといけないのが難点だが、
それは源泉に近づくためなんだそう。
温泉の途中に休憩所が設けてあって、飲泉所がある。
ちなみに客室、トイレの蛇口などもすべて温泉らしい。
お部屋に温泉水が入っていて、頂くことが出来る。
便秘やなんだかんだに良いと言うので薬と思って、毎度飲む。
全体的に中棚荘は坂道が多いのが少しだけ不便を感じる。味なんだが。
■絶品の食事
ここの宿はフロントの隣部屋に喫茶カウンターがあって、
サイフォン式コーヒーがとても目を引く。
ホットを頂いたところ、これがおいしい!
本や暖炉もあって部屋以外でも雰囲気を楽しむことが出来る。
中棚荘は食事がとても評判です。
夕飯は創作和食という感じで、フレンチさえ感じさせる、
とにかく質を求めた料理の数々。本当においしくて、、
ご飯は土鍋の炊き込みご飯で、その場で火をつけて炊いて頂く。
ただ、これが程よい量なので、おかわりは出来ず、、
男性は少し物足りないかもしれない。
全体で腹八分目というボリュームで私はとても程よい量でした。
食事は本当に素晴らしかった!
寒い冬でも館内の防寒対策も素晴らしく、ゆったりと過ごすことができました。