4月からは仕事が忙しくてブログも書けずの状態。少し落ち着いた頃、秘湯の宿の予約のとれない仙仁温泉(せにおんせん)の空きが出ていると聞き、なんとかスケジュールが合いそうと読み、疲れを癒しに弾丸でへ向かうことにした。
仙仁温泉 岩の湯は秘湯の会の中でも金額はトップクラス、、なのに予約はとれない宿として有名。
出発の朝、いつも通り6時半頃に出発。車で長野へ目指します。
途中あともう少しというところ、諏訪湖で昼寝しながら長野県内へ。
休憩しながらも東京出発から4時間くらい経過。宿に着くにはまだまだ時間があるので、宿のある須坂の手前の松代(まつしろ)で観光。
宿へ向かう、、とその前に珍しくまだご飯を食べていません。
急いでまだ空いている蕎麦屋を探して、、猛ダッシュでかけこみました。
「たけの春」さんへ。
ここでは戸隠そばを頂けるそうです。おそばが染み入る、、ワサビもおいしかった。(ワサビ大事)ほかに気になっていたお蕎麦屋もありますが、この日はお休みが多かったです。
気づくと外は豪雨。しかし宿へ向かいます。
岩の湯はこの辺り↓<Google Map>
すぐに到着。駐車場についても豪雨。*写真は翌日の晴れた日のもの
宿の方が傘をもってまわってきてくださいました。チェックイン時間だったので、同じようなお客様が何組も。駐車場から宿までは少し歩きますのでこうゆう場合は少しだけ億劫ですね。晴れていたら、ゆっくりと仙人温泉の世界に入り込める風情がありとても良いのですが。
待合スペースで休憩。引き続き雨が降っていて少し寒いくらいでした。
ウェルカムドリンクでこんなおしゃれな飲み物が!
上層の緑は緑茶、下層の白は甘酒(アルコールなし)というなんというおしゃれなお飲み物。おいしかったです。
今回のお部屋は四阿(あずまや)
長野のお部屋は山の名前を使用しているところが本当に多いですね。
基本的には和室ですが、ステレオがあたり、ソファがあったり、ミニキッチンもあり洋のテイストも混じっていたりして現代人にとっては非常に快適に感じるお部屋と言えそうです。
ちなみにお部屋の浴室はシャワーのみで浴槽はありません。そうゆうことですね。
家族風呂もあるので、お風呂に入りましょう。
お風呂の楽しみはもちろん、長居したくなるお部屋で部屋でゆっくりしたい感じになります。
早速お風呂へ。
仙仁温泉は貸切風呂が3つ、家族風呂が1つ、大浴場が1つあります。
源泉が温度が低いため、大浴場の共同の洞窟風呂以外は基本的には加温されています。
泉質は単純温泉、低アルカリ性低張性低温泉と書いてあります。
岩の湯というように、山の崖の一部みたいなところに温泉があります。その岩々から温泉が出ているみたいな感じだそうで、洞窟温泉ではそれを感じることができます。
貸切風呂はやはり タイミングが合わないと入れません。すぐに野守の湯に入ることができました。
先に旅館の方に洗い場は貸し切り風呂にもあるかと問い合わせたら、ありますとのことでしたが、
貸切風呂の洗い場は一人分のみ、シャワー室がある作りでしたので、2名以上の場合は少し待たなくてはいけません。大浴場は勿論多くの洗い場が準備されていました。
貸切風呂ジャグジー付きの内風呂的なものと、囲いのない露天風呂との2つです。
内風呂も十分景色を楽しめるしのんびりできます。内風呂の方が温度が高い。
いつまでもいれそうですが、程ほどにして出ると他の貸切は使用中でした。大浴場へ向かいます。
手前にご自由にどうぞのミニトマトがありまして、これが物凄く美味しかったです。
大浴場は女性用は内風呂1つ、露天風呂1つ、そして混浴の洞窟風呂へ向かうことができます。
ここの露天もいつまでもいられそうな感じ。
洞窟風呂へは湯あみを着用します。ドアをあけると薄暗い洞窟が始まって、なんだかアミューズメントパークというか、ヨーロッパテイストのスパか?という感じもします。ぬるめのお湯、周りは岩場、途中から足元が砂利になったりします。一か所とても加温ゾーンがあります。
源泉を求めて迷路のような温泉内を探索。初めてだと本当にどうなっているのかよくわかりません。非常に楽しいですが、まるでプールみたいな感じすらします。
洞窟風呂は撮影も遊泳も禁止です。
源泉を求めて岩場を上っていくと、洞窟の巣みたいなところに、先客がいらしたりして、順番に場所を交換して源泉を楽しみます。源泉付近は真っ暗なので幼い子供やご老人は気を付けてください。
温いので、いつまででもいられそうです。30分くらいぬるい温泉に浸かっていると体の循環がよくなるそうです。非常に面白い構造の温泉です。
外観とイメージが違い過ぎて少しびっくりしましたが楽しませて頂きました。
たっぷり堪能した後、貸切風呂を覗くと無想の湯が開いていたので入りました。景色を見ながらお風呂に浸かってぼーっとするのって至福です。
風姿の湯はそれでも空いていなくて、家族風呂があいていたので、入ってみました。
家族風呂はなるほど、そうゆうことか。部屋にお風呂ないので、簡単にどうぞ、的な感じもしました。お風呂は間違いなく温泉ですが、これだけ貸切風呂を堪能してしまうと景色がないのが物足りなくなります。ですがこの造りも素敵ですね。
かなり堪能して、夕飯も近いので、食事前のお風呂はこのくらいにしておきます。
2時間半くらいお風呂に入っていましたね。部屋でお漬物と柿の茶を頂き少しゆっくりします。
お楽しみの食事は次のページに書くことにします。
日本秘湯を守る会【長野】岩の湯#後編 ~予約のとれない旅館の絶品ごはん~へ
この旅は2021年7月に行った記録なので最新の情報は各公式の情報をご確認ください。
岩の湯は公式サイトはないため(こちらのブログ掲載時点)、お電話にてお問合せください。
旅の様子をブログに乗せています。記事の一覧はこちらへ